忘年会の挨拶の順番は、役職の高い人順で良いのでしょうか?

今回は、挨拶の順番の決め方についてまとめておきます。

忘年会挨拶の順番の決め方

まず、結論から言うと、一般的に宴会の挨拶は以下の順番で行うことが通例となっています。

  1. 開宴の挨拶:幹事
  2. 乾杯前の挨拶:役職の一番高い人
  3. 乾杯の音頭:役職の三番目に高い人
  4. 締めの挨拶:役職の二番目に高い人

まず、開宴の挨拶は、幹事が忘年会の出席者が全員が揃って着席したことを確認し、簡単な自己紹介とともに宴会の開始を宣言します。次に、乾杯前の挨拶は、唯一お酒の入っていない状態で行われるため、宴会の挨拶の中で最も位置づけの高いものであり、参加者の中で最も役職が高い人が行うのがマナーとなります。

ここで、乾杯前の挨拶が長くなると、ビールの泡も消えて温くなってしまうので、事前に挨拶をお願いする際には、「5分程度でお願いします」などと具体的な時間を伝えておきましょう。

そして、乾杯の音頭については、乾杯の挨拶に続いて、役職の一番高い人が行っても構いませんが、役職の三番目に高い人にお願いすると良いでしょう。

例えば、忘年会に社長、部長、課長が参加するのであれば、役職が三番目に高い課長にも出番を作ることで課長を立てることも重要です。他にも、若手社員が景気良く、元気な声で乾杯の音頭をとることで、宴会をより盛り上げることができます。

最後に、締めの挨拶については、役職の二番目に高い人に一本締めや三本締めなどで、キッチリと締めてもらいましょう。忘年会での挨拶の流れは以上となりますが、宴会においてそれぞれの挨拶を誰が行うのかは、部門や課によって異なる場合もあるので、初めて忘年会の幹事を担当するのであれば、先輩社員や直属の上司に必ず相談しましょう。

乾杯前の挨拶や締めの挨拶は、宴会の中でも重要な位置づけとなっているので、毎年同じ役職の人が担当する場合が多いです。最も良くないのは、それまでの通例を上司に相談なしに、勝手に変更することです。

役職付の人にいったん挨拶の依頼メールを送ってしまうと、後で変更することは大変失礼にあたるので、宴会の幹事の経験が乏しいのであれば、事前に先輩社員や上司に相談することをおすすめします。

次に、役職付の人への依頼メールの文例を紹介しておきます。

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挨拶依頼メールの文例

では、役職の高い人に対して、忘年会の挨拶を依頼する際のメールの文例を紹介しておきます。


X部 A部長殿

いつも、お世話になっております。
X部y課の山田です。

今年も、残すところあとわずかとなり、忘年会の季節と相成りました。
早速ですが、X部の忘年会の日程が下記の通り決定しましたので、ご連絡致します。
ご多忙とは存じますが、是非ご出席いただきますようお願い申し上げます。

また、重ねてのお願いで恐縮ですが、忘年会を盛り上げ、社員の親睦を深めるため、A殿に宴会にて一言ご挨拶を頂きたく存じます。
A殿にご挨拶を頂くタイミングにつきましては、添付の予定表を御覧ください。
本来であれば、直接お会いしてお願いするべきですが、ご多忙とのことでしたので、メールにてお願い申し上げます。

——–記———

忘年会のご案内

1:日時

2:場所

3:問い合わせ先

以上

—————
X部y課の山田


役職の高い方は、基本的に多忙なので、要件を手短に伝えましょう。また、役職付の人に挨拶を頂くタイミングについては、忘年会の予定表などに記載しておくと親切です。

私が新入社員のときに、忘年会の幹事を担当した際の失敗談として、部長に宴会の挨拶をお願いしたのですが、メールにどのタイミングで挨拶をしていただくのかを記していなかったため、前日に部長から「○○君、忘年会の挨拶の件だけど、どのタイミングで挨拶すればよいのかね?締めの挨拶かな、それとも乾杯前の挨拶かな」と聞かれた経験があります。

役職の人は、忘年会の挨拶などをアドリブで話ているわけではなく、事前にどんな挨拶をすれば部下に喜んでもらえるのかと思案される方もいるので、メールには必ず挨拶のタイミングを記載しておきましょう。

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