お盆のお供え物にのしを添える際の書き方やマナーについてまとめておきます。

「お盆=夏休み」とイメージの方はいませんか!?

あまり、仏様と関わりがないと、そう思ってしまうかもしれません。みなさんもご存知の通り、お盆は、ご先祖様・亡くなった方の霊が家に帰ってくるとされている期間ですね。

 

ご先祖様たちに、「感謝」の気持ちを伝えるときでもあります。そのお盆の期間に、お仏壇があるお家に伺う時に、「お供え」をもっていきますね。

お供え物は、故人が生前好きだったものなど、喜んでもらえるようなものがいいです。(お盆の時季は、殺生してはいけないということから、肉や魚はダメです。)

そうは言っても、実際は、そのお家の方や、親戚で集まっている場合は親戚一同でいただくものなので、お菓子、果物、飲み物、スティックシュガーなど誰でもいただいたり使ったりできるもので、長持ちするものがいいです。

 

特に、親戚が集まる場合には、「お下がり」と言って、お供えした物をみんなで分けることが多いので、個別に包装されているものがいいですね。

さてさて、お供えする物が決まったところで、「『熨斗』はどうしましょう?」ということになります。次に、お供えの「熨斗」についてお知らせしますね。

お供え物の熨斗の書き方

まず、お供え物には、どのような熨斗を使うかということです。熨斗には、いろいろな種類がありますから、知らないと、焦ってしまいます。

お供え物の場合は、「結び切り」(「一度切り」の意味合い)を用います。水引の色は、黒白と黃白がありますが、地方により異なるのです。

関東は黒白、関西は黄白です。(ただし、関西でも、お葬式や初盆は黒白を使います。)

 

そして、表書きですが、これは宗旨や亡くなられた日によって、いろいろあるので、難しいですよね。

でも、大丈夫です!

宗旨や亡くなられた日に関係なく使える「御供」という言葉があります。水引の上に「御供」下に名前を書きましょう。

 

また、物によっては、熨斗がつけられないもの(細長い、小さいなど)もありますね。その場合は、簡略化した「短冊」を使っても大丈夫です。

これで、どの熨斗を使うのかと、書く内容は分かりましたね。では、実際に書いてみましょう!といった時に、何を使って書くのか悩みます。

お通夜やお葬式にお香典を持って行く時には、「悲しみの涙で墨も薄くなる」という意味で、薄墨を用います。御供の場合は、どうでしょう!?

 

御供は、特に薄墨にする必要はなく、通常の黒で大丈夫です。毛筆を使って、楷書書きをしましょう。

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熨斗のその他マナー

◯お供え金

上記では、「お供え物」について書きましたが、「お供え金」の場合もあります。それは、新盆のときです。その場合は、「御仏前」か「御供物」と表書きしましょう。

新盆以外は、お金をお供えする家庭は少ないです。ですが、例えば一人暮らしのお宅など、食べ物をもらっても困ることが予想される場合は、金封にするのも一つです。

相手のことを考えて、一番よいと思う方法で渡すのがいいですね。その場合、3,000円〜5,000円が相場です。

◯外熨斗?内熨斗?

お供え物の場合、外熨斗にするのか、内熨斗にするのかでも迷いますよね。誰からお供えされたものか分かるように、「外熨斗」にするのがよいです。

◯お供え物を仏前に置くときの熨斗の向きは?

いざお供えをするときに、熨斗の向きがどちらなのか悩みますね。

仏様にお供えするので、仏様から見て名前が読めるように置くのかと思いがちですが、実は、反対です。

仏様やご先祖様に、「どうぞ召し上がってください」とお供えしますが、仏様が「ありがとう。どうぞみなさんで召し上がってください」という思いでいるということで、お参りする側が、名前を読めるように置くのが正しいのです。

◯「無地熨斗」とは?

自分の実家など、失礼にあたらない関係の場合には、「無地熨斗」と言って、熨斗に何も書かないで渡す、簡略化した形にすることもあります。

お供えをするにも、様々な方法やマナーがありますね。宗教によっても異なるところもあります。

心配な場合は、ご家族に確認してから、準備をした方がいいでしょう。

 

何よりも大切なのは、亡くなったご先祖や近親者、そしてそのご家族のことを考えて、心を込めて贈ることですね。それが一番の贈り物です!

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