こんにちは、ダイスケです。

感情が揺れ動いているときは、「考える」という行為により冷静な判断を下すことはできません。これは、喜怒哀楽のいずれかの感情が刺激されている場合を指していますが、軽い興奮状態になっていたり、高揚感に満ちあふれている場合も同様です。

というのも、考えるという行為のもと冷静な判断を行うには、感情を極力排除する必要があるからです。では、私の経験談をひとつ紹介します。

私は、株式投資をしていたときに、一度詐欺商材を購入したことがあります。後で冷静になって振り返れば、非常にリスクの高い商品を購入していたことに気付かされますが、ネットの販売ページで商品の購入ボタンを押すときには、この商品を買った後に訪れるであろう未来にワクワクしている状態であり、感情が高ぶっていたのです。

そのため、商品を購入することによるリスクは頭の中から消え去っており、早く商品を購入して明るい未来を手に入れたいという感情で一杯なのです。詐欺商材を売る人は、その道のプロですから、人の感情を刺激して、高揚させ、商品購入ボタンをクリックさせるまでユーザーを巧みに誘導しています。

つまり、商品サイトの説明を読んで、ワクワクしているときは、実は危険なのです。すでに早く商品を購入したいという感情が先行しており、先走って、購入ボタンを押したい気持ちになっているのです。つまり、商品サイトの紹介文を読む際には、常に疑いの目を持って読み進め、購入前に疑問点はすべて払拭しておく必要があるのです。

仮に、疑問点がひとつでも解決しない場合は、購入しないほうがよいのです。さらに、最も危険なのは販売元の会社の所在地などを調べたときに、該当する会社が実在していることを把握できないときです。

例えば、その会社周辺のコンビニや商店などに電話を入れて、その会社が実在しているか確認した際、実在している証言が得られなかったときは要注意です。架空の会社の場合、商品がある程度売れた後、販売サイトを閉鎖してトンズラする危険があるので、販売元が信頼できるところなのか事前にチェックしておきましょう。