年賀状の書き損じは、いつまで交換してもらえるのかご存じですか?
書き損じた年賀状は、郵便局の窓口で、様々な郵便商品と交換してもらえます。
目次
書き損じた年賀状の交換期限
2016年度用のくじ引番号付き郵便はがき(年賀状)において、書き損じたものを新品の年賀状と交換できるのは、年賀状の販売期間内であり、2016年1月8日(金)までです。
2016年度用の年賀状の販売期間については、日本郵便によると以下のように発表されています。
2016(平成28)年用年賀葉書の販売は、2015年10月29日(木)から2016年1月8日(金)まで
出典:https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2015/00_honsha/0831_02_01.pdf
よって、2016年1月8日(金)までであれば、書き損じてしまった年賀状は、郵便局の窓口にて1枚につき手数料5円を支払うことで、新品の年賀状と交換できます。また、書き損じた年賀状は、年賀状以外の郵便商品とも交換できます。
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書き損じた年賀状は郵便商品と交換可能
では、書き損じた年賀状と交換可能な郵便商品を、日本郵便の公式サイトに掲載されている以下の表でチェックしましょう。
出典:http://www.post.japanpost.jp/service/standard/kaki_sonji/
上の表から、書き損じた年賀状を郵便局の窓口に提出し、1枚につき手数料5円を支払うことで、以下の郵便商品と交換可能だとわかります。
- 通常切手
- くじ引番号付き郵便はがき(年賀状)
- その他の郵便はがき
- 郵便書簡
- レターパック封筒
ただし、先に説明したように、年賀状の販売期間を過ぎてしまった場合は、くじ引番号付き郵便はがき(年賀状)との交換ができなくなってしまいます。これは、くじが外れてしまった過去の年賀ハガキを、これからくじに当たる可能性のある年賀ハガキと交換させないようにするためです。
では、次に、書き間違えた年賀状と郵便商品を交換する際に支払う手数料について解説します。
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交換手数料について
書き間違えた年賀状と郵便商品を交換する際の手数料は、現金以外にも切手で支払うことが可能です。また、交換する際に手数料を支払うのが面倒であれば、手数料を差し引いた金額の範囲内で、郵便商品と交換できます。
例えば、書き損じた年賀状が10枚を、郵便局で切手と交換してもらう場合を想定します。無地の年賀状は1枚52円なので、年賀状10枚で値段は520円となります。
書き損じた年賀状の値段:52円✕10枚=520円
ここで、切手と交換する際の手数料は1枚5円なので、書き損じた年賀状10枚ならば、合計50円の手数料が発生することになります。
10枚の書き損じた年賀状の手数料合計:5円✕10枚=50円
つまり、書き損じた年賀状10枚の値段520円から手数料の合計を差し引くと470円となり、この金額分の切手と交換可能だということです。
交換可能な郵便商品の金額:520-50=470円
ここで、書き損じた年賀状10枚すべてを通常切手と交換する場合、100円切手4枚、50円切手1枚、20円切手1枚と交換すれば、お釣りをもらわずに年賀状と切手の交換ができます。ちなみに、手数料の計算は窓口の郵便局員が行ってくれるので、交換したい郵便商品の名前と手数料を支払うか、差し引くかを伝えれば良いのです。
では、次に、年賀状を無料で交換してもらえる場合について説明します。
年賀状無料交換の条件
まず、以下の条件に該当する場合は、郵便局窓口にて年賀状を手数料なしで交換してもらえます。
- 誤購入した場合
- 服喪の場合
年賀状の種類を間違えて購入した場合などは、郵便局窓口にて無料で所望の年賀状と交換できます。ただし、持ち込む年賀状は、未使用で汚れていないことが条件であり、折れ曲っていたり、書き損じたものは無料交換の対象とならないので注意が必要です。
次に、身内に不幸があり、その人に年賀状を出せなくなった場合は、郵便局窓口にて服喪であることを伝えると、無料で以下の郵便商品と交換できます。
- 通常切手
- 通常はがき、往復はがき
- 郵便書簡
- レターパック封筒
ただし、年賀状を交換できるのは、その年の年賀状の販売期間内であり、今年の年賀状であれば、2016年1月8日(金)までです。
では、最後に、年賀状を郵便局で郵便商品に交換する場合と金券ショップで現金に交換する場合とどちらがお得なのか説明します。
郵便商品に交換vs現金に交換は、どちらがお得?
まず、結論から言うと、郵便商品に交換した方が圧倒的にお得です。というのも、年賀状1枚あたりの値段は52円であり、郵便商品と交換する場合の手数料は1枚あたり5円なので、書き損じた年賀状1枚あたりの価値は47円ということになります。
つまり、書き損じた年賀状1枚は、47円分の郵便商品と交換可能です。また、交換できる郵便商品として、ハガキ、切手、レターパックなどは、今後生活していくうえで、必要となるアイテムであり、無駄になることはありません。
一方で、年賀状を金券ショップに持ち込んで現金に交換する場合は、新品ならば1枚あたり35円前後と比較的高値で買い取ってくれるお店が多いようです。しかし、書き損じた年賀状の場合は、良くても25円くらいが相場であり、買い取ってもらえないお店もあります。
つまり、金券ショップで現金に交換する場合、新品の年賀状でも、もとの年賀状の購入金額52円から17円程度価値が落ちることになるのです。よって、すぐに現金が必要な場合を除いては、書き損じた年賀状は、郵便局の窓口にて郵便商品と交換した方がお得だと言えます。
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