2020年「葵祭」の日程や交通規制などの基本情報、及び斎王代についてまとめておきます。
※最新情報が入り次第、追記します。
目次
葵祭2020の基本情報
まずは、葵祭の基本情報について紹介します。
【日程と時間】
予定:2020年5月15日 10時30分から15時30分まで
※雨天の場合は、翌日の5月16日に順延され、5月16日も雨天の場合は中止されます。
順延や中止に関しては、当日の午前6時以降に京都新聞のホームページなどで案内されます。
【お祭りの様子】
【場所】
葵祭では、総勢500名以上の行列が京都御所をスタートし、下鴨神社を経由して、上賀茂神社までを優雅にねり歩きます。
京都御所:京都府京都市上京区京都御苑3
【巡行コース】
出典:https://kyoto-design.jp/special/aoi
行列の巡行コースは、上のマップに示した通りです。行列が通過する道路は、交通規制が敷かれ、沿道は人で埋め尽くされます。
【アクセス】
地下鉄烏丸線 今出川駅から徒歩5分
市バス 烏丸今出川から徒歩5分出典:http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/kyoto.html
【問い合わせ】
京都御所:tel 075-211-1215
【交通規制】
出典:http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20150513000164/1
交通規制マップを確認すると、行列の巡行コースに指定されている道路は、すべて車両通行止めの規制が敷かれています。
行列が京都御所を出る午前10時50分の10分前、午前10時40分から規制が開始となり、順次先頭の通過に合わせて、実施されます。
葵祭の行列は、総勢500人を超えるため、行列の先頭から最後尾まですべてが通過するまでに約1時間かかるので、各道路の交通規制が解除されるまでには1時間以上かかると考えておいた方が良いでしょう。
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【有料観覧席】
葵祭は、例年約8万人の人が観覧に訪れるため、行列の巡行コースにあたる道路の沿道は、観光客でごった返しています。
葵祭の主役とも言える斎王代を一目見たり、写真を撮ろうにも、前の人の頭が邪魔で非常に困難な状況となります。
そのため、お祭りの3時間くらい前から場所取りをするか、確実に席を確保できる有料観覧席のチケットを購入する必要があります。
そこで、以下に有料観覧席のチケットに関する情報をまとめておくので、参考にしてください。
<料金>
1席2700円
<問い合わせ>
京都市観光協会 https://www.kyokanko.or.jp/
<チケット販売日>
2020年4月上旬頃
<販売場所>
■インターネット:旅の発見ティー・ゲート(会員登録、配送料要)、 Walker plus チケット(発券手数料要)■ローソン・ミニストップ店頭(Lコード:50077)■セブン-イレブン、サークルKサンクス、ぴあ店頭(Pコード:631-670)(発券手数料要)■ファミリーマート店頭(発券手数料要)■JTB店頭■近畿日本ツーリスト店頭(一部店舗のぞく)■日本旅行店頭■京都市観光協会■京都総合観光案内所
有料観覧席は、京都御所と下鴨神社に設置されます。行列は、10時30分に京都御所を出発し、下鴨神社には11時40分頃に到着が予定されています。
ただ、観覧席は非常に人気が高く、お祭り当日は観覧席付近も大変混雜するので、行列が通過する直前の時間に入場した場合、自分の席まで辿りつけないことがあります。
そのため、公式サイトによると、京都御所の観覧席には午前10時までに、下鴨神社は午前11時までに着席しておくようにとアドバイスされています。
<有料観覧席の様子>
有料観覧席は、有料とは言うものの、地面に簡素なパイプ椅子が並べられただけの状態であり、隣の人との間隔も非常に狭いです。
行列が通過する直前には、席がすべて埋まるので、入場するのが遅いと、周りの人の前を横切って席まで向かわなければならないので、迷惑となります。
早めに着席しておきましょう。
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2020葵祭の斎王代は誰?
葵祭の主役といえば、 華やかな十二単に身包み、神輿の上からにこやかに微笑む斎王代です。
2020年の斎王代は、まだ公表されていないので、最新情報が入り次第追記します。
ところで、斎王代はどのようにして選ばれているのかご存知ですか?
斎王代は、一般公募されておらず、例年京都にゆかりのある文化人や実業家などの20代の令嬢が選ばれます。
そもそも、斎王代になるには数千万円という莫大なお金が必要となります。斎王代に抜擢されると、十二単を自費で新調しなければならないため、この時点で数百万円がかかります。
さらに、葵祭の3つの儀式の1つである、「路頭の儀」の費用も負担する必要があり、ここで1000万円を超える費用がかかると言われています。
※「路頭の儀」では、平安時代の衣装を身にまとった人々が、斎王代が乗る腰輿(およよ)を担ぎながら、500人以上の行列を従えて、京都御所から上賀茂神社までの8キロの道のりをねり歩きます。
よって、前提として、数千万円という費用を負担できるようなお金持ちの家のお嬢様でなければ、斎王代にはなれないのです。
さらに、京都は伝統を重んじているため、単にお金持ちなだけでなく、由緒ある家柄のご令嬢でなければ推薦されません。
では、最後に歴代の斎王代を確認しておきましょう。
第64代斎王代:負野李花
日本最古のお香専門店「薫玉堂(くんぎょくどう)」のお嬢さま
第63代斎王代:坂下志保
母親は「本家西尾八ッ橋」の取締役
第62代斎王代:富田紗代
不動産賃貸会社「冨士興業」専務の富田謙一郎さん(55)と園子さん(51)の三女。
第61代斎王代:西村和香
寛文元(1661)年創業の京漆器の老舗「象彦」社長の西村毅さん(55)と第25代斎王代の和美さん(53)の長女。
第60代斎王代:白井優佐
電子部品製造会社「シライ電子工業」(右京区)の会長白井総(おさむ)さん(56)と由香さん(52)夫妻の長女。
第59代斎王代:太田梨紗子
京菓子製造会社「老松」の4代目当主、太田達さん(57)の長女
第58代斎王代:長瀬摩衣子
プラスチック製造販売「キョーラク」の長瀬孝充社長(56)と伊津美さん(49)夫妻の長女
第57代斎王代:亀井敦子
創業から約430年の和装小売「ゑり善」(本店・下京区)の社長亀井邦彦さん(59)と暢子さん(53)の長女
第56代斎王代:金井志帆
塗料販売会社社長の金井健さん(56)と第23代の斎王代だった妻秀美さん(52)の長女。
このように、近年、斎王代に選ばれた女性は、いずれも京都の有名実業家の令嬢です。
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