今年もいよいよ花火大会の季節がやってまいりました。

大阪の夏の風物詩の一つに「なにわ淀川花火大会」があります。

この花火大会は平成元年に「平成淀川花火大会」として始まりました。

 

第一回目は3000発とそれほど大きな規模の花火大会ではありませんでしたが、これまで回を重ねるごとに試行錯誤を繰り返して徐々にパワーアップ。

今では人気ランキング全国で15位・大阪府内で1位と上位をキープし、トップクラスの打ち上げ規模を誇る大会へと成長してきました。

 

実はこの花火大会は地元の商店街や企業の方々がお金を出し合って運営され、運営スタッフも地元のボランティアの皆さんで成り立っています。

大規模なイベントですが地元民の協力により、どこか手作り感と温かみがあるのも特徴の一つです。

今回は、2019年のなにわ淀川花火大会の打ち上げ数や雨天中止、交通規制などの情報について紹介します。

 

目次

2019年のなにわ淀川花火大会の基本情報

なにわ淀川花火大会は【8月4日 予定】

新御堂筋淀川鉄橋より下流国道2号線までの淀川 河川敷にて午後7時40分から8時40分までの一時間、夜空に盛大な花火が打ちあがります。

雨天の場合でも決行しますが、荒天の場合は順延でなく中止となりますのでご注意ください。

2014年大会は台風接近の影響で安全確保が難しいという理由から中止になっていますがその後2年間は盛大に開催されてきました。

 

例年よっぽどの悪天候でない限り開催されていますが、天候が心配な場合はホームページを見るか主催者側に直接電話で開催有無を確認するのが一番です。

なにわ淀川花火大会運営事務局の電話番号は「06-6307-5522」平日午前10時から午後5時まで対応してくれます。

時間外のお問い合わせの場合は「06-6307-7765」で24時間音声ガイダンスを利用できます。

 

打ち上げ時間が一時間とやや短く感じる方もいるかと思いますが、約2万発の花火が夜空を埋め尽くし、壮大で迫力ある花火を楽しむことができます。

なにわ淀川花火大会の特徴は「大量の花火が打ちあがる」ということでしょう。

それぞれテーマが分けられており、オープニングを飾るのは開幕のファンファーレです。音楽に合わせ花火が打ち上がり、ものすごい迫力で花火大会は幕を開けます。

 

続くテーマはPREMIUM FIREWORKSです。なにわ淀川花火大会の見どころの一つである「水中花火」と色鮮やかな花火を掛け合わせ、最先端の技術を駆使し真夏の夜空を煌びやかに華々しく演出します。

 

点滅する花火やピカっと光る花火などの芸術花火とポップな音楽のコラボが楽しめる「FLASH☆」・大会で初披露するピアノ曲に合わせて打ちあがる花火でエレガントな演出が見られる「コンチェルトde花火」など、瞬く間に大阪の夜空が華麗に彩られます。

 

後半戦に差し掛かると更に大迫力の花火が楽しめます。「水中花火」や「10号玉10連発」と目を開くと水面・夜空一面を色とりどりの花火が埋め尽くします。

 

フィナーレのテーマは「なにわの夜空に金銀大瀑布」です。

これまでもド迫力の花火を見ることができましたが、フィナーレは更に圧倒的なボリュームで壮大に大会が締めくくられます。

ひと夏の感動と思い出、興奮がこの時に凝縮されること間違いありません。

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交通規制エリア

会場周辺では花火大会開催に伴い道路規制が行われます。

安全確保のため一部歩行者通行止め区間もありますので事前にチェックして早めの行動を心がけましょう。

 

また、大会事務局より混雑が予想されるため「車での来場は絶対にご遠慮ください」とされています。

他の方の安全も配慮し、車での来場は控え、電車などの公共交通機関を利用しましょう。

 

交通規制が実施されるのは花火大会当日の8月5日土曜日の18時頃から23時頃までの間で、一部地域では13時・17時から車両通行禁止となります。

道路規制か所と合わせてう回路も表示されていますので有効にご活用ください。

当日は道路規制の影響もあり会場周辺道路は大変混雑が予想されますので、不必要に車での外出は控えた方が良いかもしれません。

なにわ 交通規制

出典:大阪府警察HP (https://www.police.pref.osaka.jp/15topics/naniwa_1.html)

河川敷の場所取りは昼12時からとなっており、それより前に場所取りをしていた場合はすべて撤去されてしまいます。

前日から場所取りをしてより良い場所からゆっくり花火干渉をしたいという気持ちもわかりますがマナーを守って昼12時以降に場所取りを始めましょう。

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穴場スポット

昨年からJR高架下から十三バイパス下の東階段までの間はチケットがないと入場できなくなりました。

一部当日券の販売もありますのでゆっくりと良い席で楽しみたいという方は早めに行って当日券をゲットするのも良いですね。

 

しかし、有料席だからどこでもよく見えるのかと言われればそうではありません。

場所によっては少々見難い場合もあります。

無料で見られる穴場スポットもいくつかあるのでご紹介します。

 

①淀川河川公園

阪神淀川駅、東西線海老江駅より徒歩10分くらいの場所で、比較的空いている穴場スポットです。

阪神高速道路があるため少し見えにくくなっていますが、公園内の芝生にシートを敷いてゆったり花火を楽しむことができます。

 

②淀川河川公園西中島地区野球場

打ち上げ会場から2.5キロほど離れた場所にありますが河川敷で開けているので花火が良く見えるスポットです。

会場から距離があるので混雑もかなりゆるやかで、帰りも比較的スムーズに帰れます。

 

③三法寺付近

打ち上げ会場から約2キロ、阪神姫島駅より徒歩3分の場所です。

ここは地元民以外にあまり知られていない知る人ぞ知る穴場スポットです。

混雑を避けてゆっくりまったり花火を楽しめます。

 

混雑を避けてベストポジションでゆっくりと花火を見たいのは誰しもが思うことです。

早めに行動することはもちろんですが、ルールやマナーを守って楽しく花火鑑賞しましょう。

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