この記事では、2019年の上高地の紅葉の見頃時期や服装・持ち物などを紹介します。
紅葉の見頃の時期
長野県西部にある松本市の、北アルプス穂高連峰に囲まれた平地「上高地」の紅葉についてご紹介します。
7月の平均気温は21℃と少しです。8月でも22℃ほどしかない涼しい避暑地です。
紅葉の見頃と、紅葉シーズンに来ていく服装は観光地とはいえ、穂高連邦がそびえたつ地域。万全の準備をして紅葉を楽しめるといいですね。
紅葉の見頃
🍁10月中旬から10月下旬にかけて
紅葉する木
🍁カツラ・シラカバ・カラマツ
10月の上高地は、黄金色と言われるほど紅葉が素晴らしいです。
特に、大正池や河童橋周辺はまばたきも忘れてしまうほどの紅葉を見ることができます。
10月上旬の「カツラ・シラカバ」から始まり、紅葉シーズンの終わりを彩るのは「カラマツ」の黄金色です。
上高地は9月にはいると、一気に冷え込みます。
あっと言う間に秋のよそおいへと変化します。
紅葉シーズンは、平地の冬並みの気温になる事もあります。
しっかりとした服装での散策が良さそうです。
上高地までのアクセス
住所:長野県松本市 安曇上高地
🍁電車の場合
「河童橋」松本電鉄上高地線新島々駅下車、バスに乗り換えて65分程にある「上高地バスターミナル」下車そこから徒歩5分
「大正池」松本電鉄新島々駅下車、バスに乗り変えて60分程にある「大正駅停留所下車徒歩1分
🍁車の場合
長野自動車道松本インターで降りて、国道158号経由沢渡へ60程
駐車場は有料ですがあります。
<お問合せ>
0263-95-2433 上高地インフォメーションセンター
0263-94-2221 アルプス観光協会
0263-94-2307 松本市役所山岳観光課
<公式ホームページ>
http://www.kamikochi.or.jp/this-month/september/
紅葉の時期はあまり長くないので、こまめなチェックが必要です。
散策時の服装や持ち物
標高1500mにある上高地の紅葉は、ハイキング感覚で楽しめる紅葉です。
標高が高いので、ピークは1週間から1週間半ほどで終わってしまういます。
紅葉情報はこまめにチェックしておくのが良さそうです。
単に標高1500mと言われてもピンと来ない方も多いでしょう。
標高1500mの秋とは、平地に暮らす人にとっては「冬」と同じ感覚です。
10月の平均最高気温で比較をすると、上高地:12.7℃に対して、東京:21.5℃と約9℃も差があります。
10月上旬の服装で望ましいのが「フリース・手袋・ニット帽」です。
朝晩は、氷点下になる事も多いので朝早く行動される方はダウンジャケットやネックウォーマーもあるといいでしょう。
🍁服
フリース
手袋
ニット帽
あれば安心(朝晩は冷え込みます)
ダウンジャケット
ネックウォーマー
🍁鞄
リュック
ハイキングコースを歩くのに、両手が空いている方が安心です。
🍁靴
砂利道が多いので、晴れていればスニーカーで十分ですが雨の場合には、トレッキングシューズなどの防水タイプがオススメです。
🍁雨対策
レインウェア
折り畳み傘
日中は、歩いていると体が温まり暑く感じる事もあるかもしれませんので、体温調節ができる重ね着ファッションが良さそうです。
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最近では、上高地といえば、涸沢カール(からさわかーる)が有名ですよね。涸沢カールは「日本一の紅葉」と言われて9月下旬頃にたくさんの人が訪れます。
ただ、ここで勘違いしがちなのが「涸沢カール」と「上高地」は全く別ものという事です。
上高地は、穂高連邦の梓川沿いに広がる標高1500mの平地の事を言います。
涸沢カールは、上高地とは逆の場所にある標高2300mの氷河圏谷の事を言います。
紅葉は、この氷河圏谷一面が赤やオレンジ、黄色に染まるそれは見事な紅葉です。
ただ涸沢カールは注意が必要で、ハイキングではなくて登山の部類に入る事です。日帰りも難しいので山小屋に宿泊する事になるけれど、山小屋の数も少なく一畳のスペースに2人で寝るなんて事もあるそうです。
そこで、慣れている人はテント持参で向かいます。かなりの重装備が必要ですよね。
涸沢カールを考えている方は、十分に下調べをしてテント泊に慣れることと、少しでも登山経験を積んで行くのが望ましいでしょう。
それだけ頑張って行く涸沢カールの紅葉は、黄金色に輝いて息を飲むほどの体験が出来ると思います。
涸沢小屋ホームページ
http://www.karasawagoya.com/
そして、気軽に楽しみたい方は、やはり上高地のハイキングコースがすすめです。
上高地紅葉の2大スポット「大正池と河童橋」を歩くコースがあります。
大正池
↓
↓(2.5km 徒歩50分)
↓
ウェストン碑
↓
↓(1km 徒歩20分)
↓
河童橋
大正池と河童橋をまわれば、上高地紅葉を満喫できます。
その他にも河童橋から明神池(3km 徒歩60分)や、明神池から徳沢(3.5km 徒歩60分)、徳沢から横尾(3.5km 徒歩70分)のコースなどがあります。
上高地バスターミナルは、河童橋から300m 徒歩6分の場所にありますので、電車とバスで来訪されるか方は河童橋を基準に考えると、スムーズなハイキンコースを堪能できそうです。
夏が終わればあっという間に、秋が来て紅葉シーズン。
標高が高い上高地は、紅葉の季節も思っているよりも短めです。
ベストな瞬間の紅葉を見られるように紅葉情報のチェックはこまめに行うのが最善です。
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