こんにちは、ダイスケです。

今日は、知識と知恵について記事にまとめておきます。

まず、頭を良くするためには知識が必要となります。というのも、知恵というのは知識の組み合わせであると考えられているからです。

知識同士が組み合わされることで、知恵を形成していくので、そもそも知識が乏しいと知恵がつかないのです。幅広い知識を有していれば、それだけ様々な場面で有効な知恵を発揮できますし、知識が深ければ深いほど、より高度な知恵を創出することができます。

ここで、注意しなければならないのは、知識というのは、ある事柄について認識、理解することであり、書籍などを読んだだけで、簡単に得られるわけではないということです。書籍を読めば、新たな情報を知ることはできますが、この時点では情報は知識に変わっていません。

単に情報を認知しただけに過ぎないので、理解していく必要があります。そして、新たな情報を理解できたとき、初めて知識として脳に定着します。知識が脳に増えていき、その知識を実生活で使用していれば、次第に知識と別の知識が結びつき、知恵へと発展していきます。

このとき形成される知恵は、同じ素材(知識)から作られたものであっても、人によって異なります。これは、知恵を形成する際に、その人の人生観、経験、嗜好、性格が入り込むからです。

いずれにせよ、知恵というのは知識から形成され、知識の広さと深さにより、創出される知恵の質が決まってくるのです。