日焼けの治し方や日焼け改善に効果のある食べ物を紹介します。
太陽の光を浴びると、「身体が気持ちいい!」と言って嬉しいですが、日焼けが気になりますね。
日焼け止めを塗っても、塗らないより日焼けを遅らせるだけで、完全に日焼けを防ぐことはできません。
(日焼け止めは2〜3時間ごとに塗り直すようにしましょう。そうすることで、日焼け止めの効果が上がりますよ。)
努力してもしてしまう日焼け、特に夢中になって遊んでいると「わっ、日焼けしている!!」なんてこともありますよね。
そこで今回は、日焼けをした後
「どのように日焼けした肌をなおしたらいいの?」
「日焼けした肌を治すのにいい食べ物はある?」
という疑問にお応えします。
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目次
日焼けをしてしまったときの肌ケア
「日焼け」は、字の通り「肌が焼けている=火傷をしている」ことなのです。 その火傷してしまった肌は、状態によって、お手入れを変えなければなりません。
赤みがあったり、痛さを感じたりするほどの日焼けなのか、そうでないのか。自分で状態を判断して進めるようにしましょう。
クールダウンさせる
1:赤みや痛さがない場合
「火傷=冷やす」というイメージがあり、「冷やさなきゃ!」という思いから、氷水などで冷やしてしまう人がいますが、それはよくありません。
肌のターンオーバーを促進するためには、「血行がいいこと」が大切だからです。
冷たすぎると、血管が収縮して血行が悪くなってしまい、肌の再生が遅れてしまうのです。
体温と同じくらいのぬるめのシャワーを浴びるようにしましょう。
シャワーの水圧を弱めにしたりタオルでこすらないように拭いたりと、「肌が傷ついている」ということを考え、いたわるようにします。
2:赤みや痛さがある場合
肌の赤みがひどい場合や痛みがひどい場合は、とにかく冷やすことが大切です!
痛みがある程度おさまるまでシャワーを浴びたり、水風呂につかったりするようにしましょう。
でも、体を冷やし過ぎないように気をつけてくださいね。
また、冷やし過ぎで「水泡」ができる場合もあるので十分に注意しましょう。
冷やした後に、濡れタオルを巻きます。特に炎症している箇所には、保冷剤や氷水を濡れたタオルに入れ、様子を見ながら当てるようにします。
このように冷やしても、まだ痛さが我慢できないほどだったり、水泡ができていたりする場合には、できるだけ早く皮膚科へ行くようにしてください。
保湿をする
日焼けした肌は、「水分」を求めています!
なぜって、乾燥していて脱水状態だからです。
「保湿」がポイントです!
でも、ここで注意しないといけないことは、「肌が傷ついている・炎症している」ということです。
普通の化粧水だと刺激になり、肌によくありません。特に「美白効果」のある化粧水は他の化粧水よりも作用が強いので気をつけましょう。
敏感肌用や子供向けのものなど、刺激をあまり与えないようなシンプルな化粧水を使うようにします。
顔は、コットンやフェイシャルマスクにたっぷりと化粧水を含ませてパックするのもおすすめです。(15分間くらいを目安にします。長くしすぎると、水分がコットンやマスクに奪われてかえって乾燥を招きます)
その後、使うのは乳液などでもいいのですが、「ワセリン」をおすすめします。
保湿効果がとても高いのです。更に、ワセリンを塗った後にラップをしばらく巻いておくと、水分がしっかり肌に入りますよ。
火傷に効果がある「軟膏」を使うのもいいです。
また、体の内側にも水分を補給することが大切です。水分を多めにとるようにしましょう。
睡眠をとる
ターンオーバーを正常に、また早めるためには、「睡眠」が大切です!
よく「ゴールデンタイム」といいますが、午後10時から午前2時は成長ホルモンが活発に分泌されます。
なので、この時間帯に熟睡することで、肌の状態がよくなるのです。
体をリラックスさせてしっかり休ませることで、「新陳代謝」も活発になります。
そのためには、ゆったりと寝床に着けるように夜の動きをプログラムしましょう。
リラックスできるようにアロマテラピーをする、音楽を聴く、温かい飲み物を飲むなど工夫してみるといいですね。
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日焼けに効果のある食べ物
肌を再生するためには、肌にいい栄養をしっかり摂って体の内側からアプローチしていくことも大切です。
肌にいいことをイメージすると、一番に思い浮かぶのがビタミンですよね。
ビタミンの中でも特にビタミンAビタミンCビタミンEがいいです。
この3つを合わせて「ビタミンACE(エース)」と呼びます。肌を助けてくれそうな名前ですよね。
実際、肌の再生を促進しますよ。
◯ビタミンA
肌にうるおいを与えてくれます。抗酸化作用があり、活性酸素を控えることができます。
〜ビタミンAが含まれている食材〜
人参、南瓜、トマトなどの緑黄色野菜
レバー、鰻、穴子、卵 など
ビタミンAは、油に溶けやすいので炒めものにすると効率よく摂取できま
す。
◯ビタミンC
シミ・そばかすの原因になるメラニン色素の過剰生成を抑制することができ
ます。抗炎症作用やコラーゲンを作るのを助ける働きもあります。
〜ビタミンCを含む食材〜
ブロッコリー、ピーマンなどの緑黄色野菜
ジャガイモ、サツマイモ
オレンジ、グレープフルーツ、レモンなどの柑橘系果物
イチゴ、キウイフルーツ
ローズヒップティ、ハイビスカスティ、レモンティ など
ビタミンCは、尿から排出されてしまうので、毎食摂取するといいです。
ビタミンCは、水に流されやすく熱にも弱いのは有名ですね。火を通したい場合は、加熱しても栄養素がくずれにくいイモ類がいいです。
柑橘系の果物には、ソラニンが含まれています、光毒性があり、大量に摂取するとかえって日焼けをしてしまいます。できるだけ夕食時に摂るようにしましょう。
◯ビタミンE
実は、ビタミンCよりも美肌効果が高いのがビタミンEなんです。血流をよくするので、新陳代謝を高めることができます。また、シミやシワも取り除くことができるのです。
〜ビタミンEが含まれている食材〜
アボカド、ほうれん草、大豆、ナッツ類
うに、いくら、いわし、明太子 など
どれも「抗酸化作用」に優れているのですが、特にビタミンCとEを一緒に取り入れると効果が高まりますので、意識するといいですね。
他にも、アミノ酸(肉、魚など)・コラーゲン(豚足・鶏皮など)・亜鉛(牡蠣・レバーなど)・カルシウム(乳製品、しらすなど)などの栄養素が効果的ですが、ここで一番おすすめな食品をご紹介します。
それは「トマト」です。
トマトは、抗酸化作用がビタミンEのなんど100倍も力があるんです。
メラニンを抑え、メラニンを作る酵素を抑えることもできるので、日焼け前にも日焼け後にもいいです!
トマトはそのまま食べるよりも、調理をしたほうが効果的にリコピンを摂取できます。
トマトのパスタ、トマトのリゾット、トマトスープ、トマトジュースなどにしていただくといいですね。
いかがでしたでしょうか?
これらは簡単に日焼けをケアできる方法ですが、様子を見て必要な場合は皮膚科に行くようにしてくださいね。
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