しとしとと雨降る梅雨の季節。
雨の中で一際綺麗に咲くのが、あじさいです。
あじさいは綺麗で、見ていて心が穏やかになりますよね。
京都府宇治市にある「三室戸寺」は、そんなあじさいが咲き乱れることで有名で、「あじさい寺」とも呼ばれています。
なんと、あじさい寺には50種類、10000株ものあじさいが咲きます。
また、朝日新聞の「日本一のアジサイの名所はどこだと思いますか?」というアンケートで全国第3位に輝いた実績もあります。
誰もが認めるあじさいが美しく咲き乱れる光景をぜひ見たいですよね。
今回は、2020年の三室戸寺のあじさいの駐車場や見頃時期、混雑などを紹介します。
目次
三室戸寺のあじさいの見頃時期
あじさいの見頃時期は6月~7月上旬となっていますが、三室戸寺のあじさいの咲く場所である「あじさい園」の開園期間は決まっています。
開園期間
6月1日(月)~7月5日(日)
開園時間
8時30分~16時30分
場所
京都府宇治市菟道滋賀谷21
電話番号
0774-21-2067
拝観料
大人800円/小人400円
朝早くから見られるのはとても嬉しいですね。
また、開園期間内の夜にはあじさい園のライトアップがされます。
【あじさい園ライトアップ】
期間
6月13日~6月28日の間の土曜・日曜のみ
時間
19時~21時(20時30分受付終了)
ライトアップされたあじさいは幻想的で美しく一度は見ておきたいですね。
期間の間の土曜・日曜を狙って行ってみてはいかがでしょうか。
しかし、6月中旬から下旬の土曜・日曜は混雑が予想されます。
週末にお出かけする際、ゆっくりと観察したい、写真におさめたいなど、余裕をもってあじさいを鑑賞したい場合には、朝早くを狙うとよいでしょう。
また、ライトアップを見たい方もライトアップされる19時よりも前に着いておくとスムーズに見られます。
昼から夜まで続けて楽しみたいという方も多いでしょうが、三室戸寺は昼夜入れ替え制です。
続けて見るということはできないので、注意してくださいね。
そして、あじさい寺に行った際にぜひおすすめしたいのが、「ハートアジサイのお守り」です。
あじさい寺にはハートの形のあじさいが存在し、見つけると恋が叶うと言われています。
なんだかとても幸せな気分になりますね。
そんなハート型のあじさいのお守りを持てば、恋愛成就間違いなし!かもしれません。
そしてせっかくお寺に行くのですから、境内をお散歩してみてはいかがでしょう。
府文化遺産である本堂をはじめ、阿弥陀堂、鐘楼、三重塔、十八神社本殿など様々な建築物があります。
どれも立派な建物で、拝観することでピシッと気が引き締まりますね。
また重要文化財である平安時代の仏像や、浮舟や芭蕉の碑、回遊式庭園もあり、歴史に多く触れることができます。
そして色々なものを見て、ほっと一息つきたい時におすすめなのが『花の茶屋』です。
4月中旬から7月中旬の期間限定で営業されている三室戸寺の境内で唯一、食事が楽しめる場所です。
営業時間:8時30分~16時00分
(紫陽花ライトアップ開催の土曜・日曜は加えて19時~21時)
メニューは抹茶パフェやあじさい氷、抹茶白玉ぜんざいといった甘味から、生湯葉うどんやニシン茶そばといったお食事までそろっていて、休憩にちょうどいいスポットです。
【アクセス】
電車の場合
京阪 三室戸駅下車、徒歩15分
JR宇治駅よりバスもしくはタクシー
自動車の場合
京滋バイパス宇治東ICより3分
※大阪方面よりは京滋バイパス宇治西ICを利用して下さい。
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穴場の駐車場
三室戸寺には専用の駐車場があります。
【駐車場】
収容台数:300台
駐車料金:500円
しかし、6月中旬から下旬の土曜・日曜はライトアップの期間と重なり、大混雑になります。せっかく行ったのに、車が止められない、なんてことになったら嫌ですよね。
そんな時は少し離れた三室戸駅の周辺のコインパーキングに止めましょう。
『TOMOパーキングTPPフレスコ三室戸』
収容台数:22台
駐車料金:0時~24時 60分100円
最大料金:8時~20時 600円/20時~8時 300円
住所:京都府宇治市莵道谷下り63-1
『タイムズ三室戸駅前』
収容台数:2台
駐車料金:0時~0時 90分100円(20時~8時の間最大料金300円)
住所:京都府宇治市莵道谷下り62
三室戸駅周辺だとこの二つがあげられます。収容台数が少ないので少し心配ですが、ここなら、三室戸寺まで徒歩15分で行くことができます。
三室戸寺専用の駐車場は車の出入りが激しく、混雑することが予想されるので、それを避けられるのも一つの利点ですね。
アジサイの名所第三位の「三室戸寺」は京都でも有名な観光スポットです。
歴史のあるあじさいの園はとても見ごたえがあり、訪れた人々の心に花を咲かせます。
西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花といった様々な種類のあじさいに囲まれて、ほっと一息ついてはいかがでしょうか。
じめじめとした梅雨の季節を爽やかにしてくれるような、そんな素晴らしいお寺で、美しく咲くあじさいを心ゆくまで堪能してくださいね。
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