天神祭りは、大阪市内の大阪天満宮を中心に行われ、毎年130万人もの人が集まる大規模なお祭りです。

このお祭りは東京の神田祭、京都の祇園祭と並ぶ日本三大祭の一つとなっています。

天神様である菅原道真公(すがわらのみちざねこう)の御神霊に大阪市内を見ていただき、さらなる繁栄を祈願するために行われます。

 

25日(本宮)に行われる陸渡御(りくとぎょ)と船渡御(ふなとぎょ)と呼ばれる巡行がメインイベントです。

特に船渡御は1000年以上もの歴史がある由緒ある行事です。

25日の19:30~20:50には、奉納花火と称する花火大会が大川にて開催され、こちらも毎年多くの人で賑わっています。

 

また、1981年から始まった「ギャルみこし」はこの祭りの一つの目玉となっています。

今回は、2019年の天神祭の交通規制や屋台、ギャルみこしの時間などの情報を紹介します。

 

目次

天神祭の基本情報

お祭りの開催日は2019年7月24日と7月25日となり、2日間に渡って行われます。

24日は鉾流(ほこながし)や獅子舞、25日は陸渡御と船渡御が主な行事となっています。

ここで祭りの主な行事について説明します。

 

鉾流

24日の朝に神職や神童が堂島川の上から神鉾(かみほこ)を流す行事です。祭りの冒頭に行われます。

 

山陰流儀式庖丁(やまかげりゅうぎしきほうちょう)

大阪の調理師組合である山陰流庖丁道継承会が儀式庖丁と真魚箸を使って、神様に魚を調理奉納する儀式です。

 

天神講獅子 獅子舞

天神講(菅原道真の命日をお偲びする祭り)の獅子舞が大阪アメニティーパークや帝国ホテルの館内などを練り歩く行事です。

 

催太鼓氏地巡行(もよおしだいこうじちじゅんこう)

渡御の先陣をゆく天神祭のお触れ太鼓です。真紅の頭巾をかぶった願人(がんじ)が「チェサジャー」、「ソコジャー」という掛け声とともに打ち鳴らします。

 

陸渡御

総勢3000人の大行列が船渡御出発場所の天神橋まで行進する行事です。最後列の鳳神輿(おおとりみこし)、玉神輿(たまみこし)の2基の神輿も見どころです。

 

船渡御

何十隻もの船で大川を水上パレードする行事です。

夜の闇の中に浮かぶ篝火や提灯が幻想的は光景を映し出します。

同時に奉納花火も打ち上げられ、祭りのボルテージは一気に最高潮に達します。

詳細なスケジュールは以下の通りです。

 

24日(宵宮)

4:00 一番太鼓

7:45 宵宮祭

8:30 鉾流行列参進

8:50 鉾流神事

11:00 行宮祭

11:30 山陰流儀式庖丁奉納

12:00 天神講獅子 獅子舞

16:00 催太鼓氏地巡行

16:15 どんどこ船宮入 鉾流神鉾奉還

18:40 水上薪能

19:00 催太鼓宮入

19:30 獅子舞宮入

25日(本宮)

13:30 本宮祭

14:15 神霊移御

15:30 陸渡御列出発

17:30 船渡御列出発

18:00~21:00 船渡御

19:30 船上祭

19:30~20:50 奉納花火

21:00 催太鼓の宮入開始

22:00 環御祭

 

陸渡御と船渡御のコースは以下の図をご参照下さい。

陸渡御と船渡御のコース

出典:http://www.tenjinmatsuri.com/tenjinmatsuri_navi/map

 

※ギャルみこしは7月23日(日)に行われます。

雨天決行で、荒天時は中止となります。

 

 

 

【交通規制エリア】

祭りが行われる7月24日、25日両日とも交通規制が行われます。

出典:http://www.tenjinmatsuri.com/2017/07/13/7667

車両禁止区域と時間は以下の通りです。

  • 天満宮とその周辺道路は両日とも午後1時頃~午後11時頃。
  • 25日は天満宮西側エリアにおいて、午後3時30分頃から午後7時頃、天満宮西側道路と東エリアにおいては午後3時30分頃~午後11時頃。

 

大川の東側一帯において午後6時頃から午後11時頃。

国道1号線の「東天満」交差点から「東野田」交差点までの区間において、午後6時30分頃~午後11時頃。

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【屋台の出店情報】

屋台は以下の場所に出店されます。※下の地図の赤い線の場所です。

  • 大川の川沿い(両岸)
  • 天神橋筋商店街
  • 天満宮の境内

開店時間は午前11時頃から午後11時頃までです。

なかには午前9時頃から開いている店もあるようです。

祭り2日目の25日の方が多く出店されます。

フランクフルト、かき氷、たません、ベビーカステラその他の多種多様の出店があります。

 

天神祭ギャルみこし巡行

ギャルみこしとは女性のみでおみこしを担いで巡行する行事です。

正式名称は「天神祭女性御神輿」です。

白地に赤のハッピを着た女性たちが、神輿を担いて街を練り歩く様は必見です。

7月23日に行われます。

 

ちなみにこの神輿に参加するためには、厳しいオーディションをくぐり抜けなければいけないそうです。

若い女性たちの威勢のよい掛け声が街中にこだまし、祭り気分を否が応でも盛り上げてくれます。

彼女たちが身にまとっているこのハッピは、日本デザイナー倶楽部関西支部からのプレゼントとして提供されたものだそうです。

なかなか粋なデザインですね!

 

巡行スケジュールは以下のようになっています。

12:00 夫婦橋を出発

12:05 JR天満駅前到着

12:15 JR天満駅前出発

12:45 天六 奉安所到着

13:30 天六 奉安所出発(折り返し)

13:50 天四南 会館 到着

14:15 天四南 会館 出発

14:55 大阪天満宮 到着

15:30 大阪天満宮 出発(折り返し)

17:05 天六 奉安所到着

17:20 終了予定(フィナーレ)

※上記の時間はあくまで予定ですので、多少の前後はあります。

詳しい巡行ルートは以下の予定表をご参照下さい。

出典:http://galmikoshi.com/contents_57.html

以上、天神祭についての情報のまとめでした。

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