2017年10月22日(予定)に京都で行われる時代祭では、雨天の場合、日程が順延されることになるので注意が必要です。
また、時代祭に参加する方は、事前に交通規制についてもチェックしておきましょう。
目次
雨天で日程はどうなるのか…
まず、時代祭は毎年10月22日に開催されますが、雨天の場合は23日に順延されます。
過去には2001年と2011年に雨天が原因で23日に順延になったことがあります。
そして、順延するかどうかは、平安神宮が10月22日の午前7時に開催可否の判断を行います。
そのため、祭り当時の午前7時には時代祭を主催する平安神宮や京都市観光協会などのホームページをチェックしてください。
本来、時代祭りの祭り自体は、10月15日の参役宣状祭から23日の後日祭までの期間行われるので、遠方から参加される方は、事前に22日の天気予報をチェックし、降水確率が高い場合は、順延を見越して、23日までホテルの予約を取っておいた方が確実です。
ちなみに、2014年は10月20日に発表された週間天気予報によると、22日の天気は曇で、降水確率が40%であったため、順延される可能性が高いと考えられていました。
しかし、22日の午前7時に平安神宮が祭りの開催を発表したため、曇天の下で予定通り祭りは行われました。
では、23日も雨が降った場合は、どうなるのでしょうか?
京都市観光協会に問い合わせて確認したところ、以下のような回答が返ってきました。
23日も開催できない時は中止します
ただし、時代祭が開催されてから、今回で111回目を数えますが、これまで雨で中止になったことは一度もないので、時代祭が中止になる可能性は極めて低いと考えられます。
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時代祭の交通規制をチェック
10月22日に行われる時代祭では、時代行列が通過するルートや周辺道路では、京都府警による臨時交通規制が行われます。
行列は12:00に京都御苑を出発するので、行列の通過に伴い、正午頃から順次交通規制が実施され、通過後に解除されていきます。
では、車両通行止めとなる詳細な時間帯について、2014年のデータを確認しておきます。
丸太町通(寺町通―烏丸通間)
12:00~14:25烏丸通(丸太町通―御池通間)
12:10~15:00御池通(烏丸通―河原町通間)
12:30~15:15河原町通(二条通~四条通間)
13:10~15:20河原町通―川端通間
13:10~15:20川端通―東大路通間
13:30~15:30東大路通―神宮道間
13:45~15:50神宮道(三条通―冷泉通間)
14:00~16:00
時代祭による交通規制については、事前に京都府警のサイトで公開されているので、祭りに参加する前に必ず確認しておいてください。
また、市バスの路線変更や臨時の停留所については京都市交通局のサイトでチェックしましょう。
そして、当日バスなどを利用して、京都御苑、行列が通る沿道沿い、平安神宮に行かれる方は、遅くとも11:00くらいには撮影場所に到着しておきたいところです。
というのも、時代祭では外国人観光客なども含めて、毎年5万人前後の人が詰めかけるため、良い撮影スポットや見物場所はすぐに人で埋め尽くされてしまいます。
そこで、時代祭の穴場スポットについて紹介しておきます。
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時代祭の穴場スポットまとめ
では、時代祭を見物する際の穴場スポットについて紹介していきます。
平安神宮付近
時代祭の行列は、京都御苑を出発するので、出発地点付近では毎年大勢の観覧客が殺到しますが、ゴール地点である平安神宮が近づくに連れて、比較的客の少ないスポットが目につくようになります。
そのため、空いた場所で観覧したい方は、平安神宮付近で行列を待ち構えることをオススメします。
朝9時頃の京都御苑
行列が京都御苑を出発するのは12:00からなので、午前中の京都御苑には出発を控えた時代列が休んでいるので、お願いすれば一緒に写真撮影に応じてもらえることがあります。
そのため、時代列と記念写真を撮りたい方は、行列が京都御苑で出発の準備をしている午前中が狙い目なのです。
有料観覧席
時代祭には有料観覧席(2050円)が設けられており、有料席を購入すれば、座ってゆったりと観覧できるのでオススメです。
有料席は以下の3つのポイントに設置されています。
- 京都御苑(12:00頃)
- 御池通(13:00頃)
- 平安神宮通(14:20頃)
時代祭の行列は、京都御苑を出発して、ゴールとなる平安神宮まで2kmの距離を2時間かけて移動します。
そのため、出発地点である京都御苑では、参加者たちも気合が入っていますし、衣装も乱れてないので、よりきれいな写真を撮ることができます。
一方で、平安神宮近くになると、参加者たちも疲れた表情をしながら歩いており、衣装も乱れているので、平安神宮近くでの撮影はオススメしません。
ただし、平安神宮近くになると、沿道の観客も少なくなるので、穴場スポットといえば穴場なのですが、きれいな写真を確実に撮りたい方は、京都御苑の有料席を購入した方が良いです。
ちなみに、昨年の有料観覧席は、8月6日の9:30から京都市観光協会ホームページで受け付けていたので、今年も7月下旬からHPをこまめにチェックして、観覧席のチェット販売日を見逃さないようにしてください。
特に、京都御苑の有料席は人気のため毎年すぐに売り切れてしまいます。
では、最後に時代列に関する基本情報をまとめておきます。
時代祭の基本情報まとめ
時代祭の基本情報について以下にまとめておきます。
【日時】
2017年10月22日 7:00~16:00 予定
【場所】
京都御所~平安神宮
【有料駐車場】
京都御所、京都御苑
・中立売西駐車場(250台収容)入・出場 7:40~19:30(出場24時間可)
・清和院東駐車場(80台収容)入・出場 8:40~20:00(20:00以降閉鎖)平安神宮
・岡崎公園駐車場(500台収容)自家用車500円/1時間
【アクセス】
『電車』
・京都御所-地下鉄烏丸線「今出川駅」下車、徒歩5分
・京都御苑-地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車、徒歩1分
・平安神宮-地下鉄東西線「東山駅」下車、徒歩10分『車』
・名神高速道路京都東ICより約10分
【お問い合わせ】
京都市観光協会
電話:075-746-2255
9:00~17:00
駐車場は当日恐ろしく混雑するので、できれば地下鉄で最寄り駅から徒歩で京都御苑を目指した方が賢明です。
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