しゃっくりの止め方について、誰でも簡単に実践できる方法についてまとめておきます。

 

思わぬ時に現れると言えば「しゃっくり」です。

よく言っていたのが、「100回すると死んじゃう」と言って、数を数えた経験がある方がいらっしゃるのではないでしょうか。

子供の頃は、炭酸を飲むとしゃっくりがでました。

 

しゃっくりの原因となると言われているものはいろいろあります。炭酸もその1つです。

他にもアルコールや早食い、飲み過ぎ、食べ過ぎ、笑いすぎなどいろいろあるようです。

それらが脳の一部である延髄(えんずい)を興奮させてしまうと、横隔膜が痙攣し、「しゃっくり」という形で現れるのです。

延髄に近い喉の奥あたりに刺激が加わると、延髄は興奮してしまうのです。

 

また、横隔膜に刺激が加わってしゃっくりが出る場合もあります。

横隔膜が縮むことで、声帯が急激に閉じ「ヒック」という音が鳴るのです。

何でもないときなら、ほっておいて勝手に治るのを待ってもいいですが、大事な場面だと早く止めたいものですよね。

 

そこで、今回はしゃっくりの止め方についてご紹介します。

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目次

しゃっくりの止め方

それでは、しゃっくりの止め方について、私が実践している方法をまとめておきます。

1.呼吸を止める

私がいつもしている方法です。可能な限り息を止めるのです。

何も物もいらないので、その場ですぐにできますね。

「息を出来るだけ吐く」でもいいのです。

 

要は、呼吸を止めることで横隔膜の動きをできるだけ抑え、痙攣が止まるのを助けることでしゃっくりが止まるという方法です。

1回では止まらない時、私は何回かやっています。

何回かやっているうちに、弱まっているのが自分でも分かり、すると自然におさまっていきますよ。

 

途中でしゃっくりが出てきそうになったら、飲み込むような感覚で「ごくん」としてみてくださいね。

 

2.耳に指を入れる

両耳に人差し指を入れます。それを30秒〜1分間続けます。

耳を傷めない程度に押し入れましょう。

 

これには、延髄が関係しており、延髄には呼吸運動を調整する呼吸中枢があります。

なので、その延髄の興奮を落ち着かせれば、しゃっくりは止まるのです。

耳に指を入れるこの方法をすると、延髄の興奮を抑えることができます。

 

延髄は、呼吸中枢の他に、循環中枢もあるので、呼吸器系、循環器系に疾患がある方は、影響がでる可能性があるので、この方法は行わないでください。

 

3.水をコップの反対側(奥側)から飲む

コップに入った水を飲むとき、普通は手でもって手前側にある飲み口から飲みますね。

それを普通飲む時の飲み口の反対側から飲むのです。つまり、手でもって、奥側から飲みます。

反対側の飲み口から飲もうとすると、前かがみにならないと飲めません。

 

それでいいのです。前かがみになって少しずつ水を飲むことで、しゃっくりが止まります。

前かがみになることが、横隔膜の動きを和らげ、正常のリズムに戻すのですね。

水ではない方法もあります。

 

立ったまま、前屈をし、その姿勢で思いきり空気を吸います。

そして、止められるまで止め続けます。

 

4.舌を引っ張る

舌の神経は横隔膜につながっています。そこで、そのつながっている舌を優しく引っ張ることで、横隔膜の痙攣を止めることができるのです。

 

5.柿のへたを煎じて飲む

柿のへたを常に家に置いてあるというご家庭は、なかなかないですよね。

でも、もしも柿のへたがご家庭にあった場合は、この方法を試してみてください。

昔から言われてきたものですが、実際にしゃっくりが止まります。

 

<煎じ方>

  • 柿のへたを10個と500ml位の水を鍋に入れます。
  • 水が半分になるまで、弱火で煮詰めます。

 

このようにして作ったものを飲みましょう。

柿のへたは薬局でも購入することができますよ。

 

6.薬を飲む

あまりにもよくしゃっくりが出るという方には、しゃっくりを止める薬もあります。

薬屋さんで購入して、常備しておいてもいいですね。

 

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心因性しゃっくりにご用心

この他にも、ストレスが原因で起こる「心因性のしゃっくり」もあります。

心因性しゃっくりには、これらの方法は効かないかもしれません。

ストレスの原因自体を無くすようにしましょう。

 

先日観たドラマの中でしゃっくりを軽くみていたら亡くなるというシーンがあり、驚きました。いくつかの病気の症状として現れるしゃっくりもあるのです。

「しゃっくりを100回すると・・・」というのも、あながちただの言われではなく、しゃっくりは病気の可能性もあるということを言っているのかもしれませんね。

しゃっくりがあまりにも長く続いたり、いつものしゃっくりの感じと違うなと感じたりしたときには、病院で見てもらうようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

しゃっくりが出ると、思うように話せなかったり、体の中が疲れるような感覚があったりし、本当に厄介ですよね。

でも、世界には68年間しゃっくりが止まらなかったというしゃっくりの世界最長記録保持者がいるのですよ。

 

68年間だなんて、想像もできませんね。

そんなことにならないように、ぜひ、いくつか試してみてくださいね。

きっとしゃっくりが止まりますよ。

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