献血のメリットとデメリットについて解説します。
突然ですが、あなたは献血をした経験はありますか?
献血の経験がない人でも、出かけた時に、献血の呼びかけをしているのを見たことがあると思います。
私は、高校生の時にしたのが初めてでした。
献血車が来て、希望する生徒は献血をしました。多くの生徒がしていたので、私も何も考えず、人のためになるならと始めたのです。
なので、そんなに大きなハードルではありませんでした。
興味をもっても、なかなかきっかけを作れず、今日に至っている人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、献血について少しでも知ってもらえるように、献血のメリットとデメリットについてお話します。
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目次
献血メリット
誰かのためになる
献血をしてどんなメリットがあるかというと、何より「誰かのためになれる」という満足感を得られることです。
普段生活をしていて、誰かのためになっていることがあっても、実感することって少ないですよね。
でも、献血した血液は間違いなく必要な誰かのために使われるのです。
健康な人であれば、血液は身体の中でどんどん作られます。どんどん作られるものなので、献血をしても普通に生活していればまた作られます。
自分の身体の中で、勝手に作られるものを提供するだけで、誰かのためになるって素敵じゃないですか。
数分間横になり血を抜いてもらうだけで、誰かを助けることになるのです。
自分の血液の状態が分かる
献血をすると、健康診断のときのような血液検査をしてもらえます。
献血をしたあとに、郵送で結果が送られてくるのです。
病院で血液検査をお願いすると、1万円くらいします。それを、無料でしてもらえるのです。
もちろん、血液検査を目的に献血はするものではないですが、結果として自分の健康状態を知ることができます。
これは大きなメリットです。
ただ、エイズの疑いがある人は、献血できません。中には、エイズにかかったか知りたくて献血をする人もいます。
検査では検出されにくい時期もあるため、エイズの可能性がある人は、絶対に献血をしないでください。
お菓子やお土産をもらえる
場所によって異なりますが、献血ルームや献血車にはお菓子や飲み物が用意されていて、好きなだけ食べたり飲んだりすることができる所が多いです。
私が行ったところは、飲み物のメニューがあって、そこから選んだものをスタッフの方がもってきてくれました。
お金を入れなくても出てくる自動販売機があるところもあります。
飲み物やお菓子の他、ティッシュや絆創膏、卵など、お礼としてお土産を用意してくれるところもあります。
いいことをして、このような形で返ってくると、特別感を味わうことができますよね。
イベントに参加できる
献血ルームや献血車では、様々なイベントも催され、献血した人はもちろん参加できます。
ハンドマッサージやネイルアート、カイロプラクティック、バルーン教室など、色々あります。
献血をして楽しい、嬉しいイベントに参加できたら、満足感はますます増し、いい一日になることでしょう。
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献血デメリット
身体から血液を抜くので、想像できると思いますが、献血をすることで血圧が低下する可能性があります。
健康で、調子がよいときなら大丈夫なのですが、調子が悪い時、寝不足など、何かいつもと違う体調のときには、献血をするのをひかえましょう。
私も高校生の時に、テスト前で夜勉強を頑張ってしまいました。身体は調子良かったので、自分でも寝不足とは思わず、献血をしました。
献血の最中に、目がちかちかしてきて、すっと血の気が引くのが分かり、気持ち悪くなりました。
血を抜いてくれていた看護師さんに言いましたが、もう少しで満タンになるところだったようで、そのまま抜き続け、終わった後も横になっていました。
もともとは元気な身体なので、しばらく横になっただけで元に戻りましたが、やはり身体から血を抜くというのはこのような可能性があるということを分かっておくべきだと思います。
少しでも、「今日はちょっといつもと違う」と思ったら、計画していても、献血はやめましょう。具合が悪くなってしまっては、元も子もありません。
また献血後、特に体調に変化がなくても、ふらついたりめまいがしたりする可能性があるので、激しい運動や喫煙・飲酒はさけたほうがいいです。
献血をする日は、予定に余裕がありゆっくりできる日がいいですね。
まとめ
献血は、血液を必要としている人にとってメリットがあるだけでなく、献血をした側にもメリットがあります。
満足感や達成感を得られるのです。
毎日一生懸命に生きていても、忙しさのあまり、十分な満足感や達成感を味わえていない人も多いのではないでしょうか。
自分の心のためにも献血はとてもいいと思います。
ただ、健康には気をつけて、元気な時に献血することだけは忘れないでくださいね。
今、少子高齢化により血液も不足しています。
この記事を読んで、多くの方が献血に参加されることを願います。
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