こんにちは、ダイスケです。

今回は、消費からの脱却と自己投資の重要性について書いていきます。まず、人には他人が欲しがっているものを欲しがるという基本的な欲望があります。流行の商品などは、その典型的な例であり、友人などに自慢されると、なおさら欲しくなるものなのです。

スマホは、電話とメールの機能しか必要としない人にとっては、アプリなどの機能は無用の長物であるが、周りの人がみんなスマホを持っているから、とりあえず買って、使い始めたという人も多いはずです。人は、健康、お金、美などを手に入れることを「幸せ」と読んでいますが、多くの人が欲しがるものを追いかけている人は、欲望から生じる悩みや苦しみに付きまとわれることとなります。

それは、どれだけ「幸せ」を手に入れたとしても、自分よりも幸せな人を見れば、さらに欲望は掻き立てられるため、際限がないのです。他人が欲しがるものを追いかけ続けて、それを手に入れたとしても、さらなる欲望が生じるので、精神的には少しも豊かにはならないですし、満足することもありません。

このキリのない欲望から開放されるには、他人と「幸せ」を比較することを止めるしかありません。もっと端的に言うと、しょうもない見栄の張り合いを止めるのです。そして、価値のあるものを得ることに夢中になるのではなく、自分の価値を高めることに注力しましょう。例えば、無名なブランドのバックを一般人が身につけても、大して価値はありませんが、若者から支持されている人気モデルやタレント、女優などが愛用していることが発覚すれば、たちまち無名なブランドは一転して有名ブランドへと変わります。

これは、その商品自体に価値が有るのではなく、それを身につけた人に価値がある何よりの証拠です。つまり、何かに価値を与えられるのは、「あなた」であり、そのもの自体には元々大きな価値はないと認識しましょう。