お中元のお返しのマナーについてまとめておきます。
夏になると、大好きなハムが送られてきて母に焼いてもらい、美味しくいただいていたのを思い出します。
あれは、「お中元」だったのですね。
お中元は、「普段お世話になっていることに、感謝の気持ちを込めて」贈られるものです。
でも、いざいただくと
「お中元をいただいちゃったけど、どうしたら良いのかしら?」
「何かお返しをしたいけれど、何を贈ったらいいのかしら?」
など心配になることがたくさん出てきますよね。
今回は、お中元のお返しについてお知らせします。
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目次
お中元をいただいたらお返しは必要!?
物をいただくと、「何かお返ししたい」と思いますよね。でも、お中元は「お世話になっていることへの感謝の気持ち」を表したものなので、お返しは必要ありません。
では、お中元をいただいた「ありがとう」の気持ちをどうやって伝えたらいいのでしょうか!?
それは、「御礼状」です。お中元が届いてすぐに、品物が届いたこと、「ありがとう」の気持ちを手紙に書いて送るのが、一番丁寧な方法です。
でも、最近はいつに届いているのかはっきりと分かるので、贈った方からすると何も反応がないと「ちゃんと届いているのか」「喜んでもらえたのか」と気になるものです。
まずは、電話で品物が届いたことや嬉しい気持ちなどを伝えるといいかもしれませんね。
そうは言っても、人に物をいただいたままというのは、気になりますよね。そんな人はどうしたら良いでしょうか!?
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お中元のお返しをするにはどうしたら良いの!?
先にも書きましたが、お返しとして御礼状を書くだけでももちろんいいのです。
でも、やはり御礼状にプラスして品物を贈る場合、いくつか気をつけたほうがいいことがあります。
◯贈るものの金額はどれくらい!?
お返しとして品物を贈るのであれば、頂いたものと同じくらいの金額のものか、それ以下のものがいいです。
もしも、頂いたものよりも明らかに高額のものを贈ると、「来年からはお中元は結構です」という意味になってしまうのです。
相手を思ったり、お中元をいただいて嬉しくなったりしていると、ついついそれを金額で表そうとしてしまうかもしれませんが、それは失礼に当たるので気をつけないといけませんね。
頂いたものよりも少し低い金額にしたほうが、相手も気を使わずに受け取りやすいですね。そうでないと、贈ってくださった方は感謝の気持ちを表したつもりが、相手(あなた)に負担をかけてしまったと後悔することになってしまいますからね。
◯何を贈ったらいいの!?
相手のことをよく知っているのであれば、その方が喜ぶものを選んで贈ることが一番いいでしょう。
でも、なかなかいいものが見つからなかったり、相手が喜ぶものが分からなかったりするときには、消耗品がいいです。
ハムやジュース、ビール、お菓子などや洗剤、石鹸など、どなたでも使うようなものは、もらって困ることはありません。
また、毎年同じものでもいいのですよ。貰う方も、楽しみにしている場合があります。(私の「ハム」のように!)
◯いつ贈ったらいいの!?
御礼状はできるだけ早い方がいいですね。品物が届いたお知らせと御礼の気持ちを伝えましょう。
品物を贈る場合も、御礼状はつけたほうがいいですね。その場合、品物が届いたお知らせと御礼の気持ちプラス自分からも品物を贈らせてもらう旨を書くといいです。
品物を贈る場合、すぐ送れるのであれば「お中元」として贈れますね。
お中元 :7月初旬〜7月15日
暑中御見舞:7月16日から立秋の前日まで
残暑御見舞:立秋から処暑まで
地域によってお中元の時季は違うので、確認するといいですね。
◯堅苦しくなくお返しを贈るには!?
何度も言いますが、本来は御礼が要らないのがお中元です。なので、あまり堅苦しく贈るのに抵抗を感じる方もいると思います。そんな方は、「さりげないお返し」がいいと思います。
実際私も「さりげないお返し」の方が渡しやすいと思いますし、貰った相手も気持ちを感じやすく嬉しいのではないかと思います。
例えば、どこか旅行へ行った時にいつもより多め?高め?のものを買ってきたり、「この間買い物に行って見つけたの。
◯◯さんにぴったりだと思って」とわざわざ買いに行ったわけではないと伝えプレゼントしたりすれば、相手も受け取りやすいですし、何より「自分のことを考えてくれたんだ」と嬉しくなると思います。
御礼状を送るにしても、何かものを贈るにしても、とにかくあなたの気持ちがこもっていれば、相手は喜んでくれると思いますよ。ものをいただいておいて、何も反応をしないというマナー違反だけはしないでくださいね!
どんなことも「相手の気持ち」を大切にして、「自分の気持ち」を丁寧に伝えることが大切ですから。
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