いざ「香典返し」となると、なにかとマナーが気になりますよね。
今回は、最近香典返しの品物として人気な「カタログギフト」について、
「カタログギフトを渡すのってありなの?なしなの?」
という点について、回答したいと思います。

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目次

カタログギフトを送る側のよくある質問

香典返しにカタログギフトってあまりもらった方は嬉しくないですか?
あなたなら、どんなものをお返ししますか?(Yahoo知恵袋)

香典返しの品でカタログギフトは失礼ですか? 無知なもので教えてください(Yahoo知恵袋)

カタログギフトを送る側の質問としてよく寄せられているものを見てみると、
皆さん特に、カタログギフトが本当に「失礼にあたるのか?」ということを気にされているようでした。
マナーとして、そもそも渡して良いものなのか気になっているようですね。

カタログギフトは失礼に当たる?

taboo
早い話が「香典返しのタブーとして認識されているものであるのか、そうでないか」ですよね。
結論、カタログギフトはマナー違反ではありません。

香典返しの品物として適切なものは「不祝儀を残さない」という考え方に基づき「あとに残らないもの」がよいとされていますが、
「あとに残らないもの」であったとしてもタブーとして避けるべき品物があります。

・肉や魚などの生もの
・お酒などの嗜好品
・慶事に使われるかつお節や昆布

などは、昔から避けられているようです。

カタログギフトは、上のタブーの中ではどれにも該当しませんね。
仮に、カタログギフトをもらった方が、カタログギフトの中から肉や魚、酒などの嗜好品を選んだとしても、
「一度はカタログギフトという形でお返ししてるため、失礼には当たらない」との考え方により、マナー違反にはならないようです。

高額な御香典に対しての返礼品にカタログギフトを選ばれるのは失礼ではないと思いますよ。
プレゼントではなく、あくまでも供養の品としての返礼品なのですから、
先方の都合に合わせて品物をいちいち選ぶ必要は無いですし、、、
かと言って要らない高額なものを押し付けられても迷惑でしょうし。(Yahoo知恵袋)

昔から仏事のお返しは消え物(使ったり食べたりして無くなってしまう物)が好ましいとされています。
近年ではカタログでのお返しも増えてきていますが、カタログの本自体がお返しですので、その中から消え物以外の品を選ばれるのは自由です。
品物を選んだ時点でカタログは用の無い物(消え物)として処分されれば問題ありません。(Yahoo知恵袋)

実際にみなさんも、特別カタログギフトが失礼にあたるとは認識していないようです。

では、カタログギフトをもらった側の意見は?

カタログギフトを送ること自体はマナー違反ではないようですね。
では、もらった方はどういう気持ちなのか、見ていってみましょう。

カタログギフトは自分で選べるからありがたい

カタログギフトは有り難いですよ。
食器も布団類もタオルも有り余るほど家にあふれています。
欲しいものがないときは食べ物にしています。
ちょっとリッチなものもありますよね。
普段はもったいなくてもカタログなら思いきっていただけます。(Yahoo知恵袋)

今は、皆さん色々貰って有るので、シーツやタオルが余ってるいる時代に成りました。
だから、カタログギフトで自分の欲しい物を選ぶ時代に成りました。
また、贈り主も品物に迷わないで済みます。
だから、カタログから自分の好きな物を選ん下さい。(Yahoo知恵袋)

香典返しの品物は「不祝儀を残さない」という考え方に基づき「あとに残らないもの」がよいとされていますので、
お茶やタオル、洗剤、陶磁器や漆器などが一般的です。
みなさんそのようなものはすでにたくさんいただいているので、カタログギフトだと自分で選べるからありがたいと思っている方も多いようです。

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安すぎるカタログギフトだと欲しいものがない

安いカタログギフトって欲しいものがない。
うちは返礼品が5000円までは品物、1万円以上はカタログギフト。にしました。(Yahoo知恵袋)

ある程度の額ならカタログもありですが、低価なら正直何でもいいです。香典返しにいいものなんて期待してませんし、何いただいても文句もありません。(Yahoo知恵袋)

とはいえ、安すぎるカタログギフトだと、かえって欲しい商品がなくて、もらっても困るとの意見もちらほら。
だいたい何円くらいのカタログギフトからだと質が安定するかは、実際にカタログギフトの内容を見てみないとわからないですよね。
各社カタログギフトの会社も、ホームページでカタログギフトの内容を公開しているところがほとんどですので、
返礼金額に応じたカタログギフトの内容をご自身で確認してみるのが良さそうです。

まとめ

【要点】
・香典返しにカタログギフトを送ることはマナー違反ではない
・もらった方もよろこばれる場合が多い
・しかしあまりにも低い金額のカタログギフトだと、商品ラインナップの質が低くて、満足してもらえないこともある

いかがでしたでしょうか。
カタログギフトは「あり」ですが、「どの価格帯のカタログギフトにするか」は、実際のカタログギフトの内容を見て判断したほうが良いでしょう。

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