この記事では、2019年の志賀高原の紅葉の見頃の時期や駐車場などの情報を紹介します。

 

志賀高原の紅葉の見頃時期

志賀高原の紅葉の見頃の時期(シーズン期間)について説明してください。

日本の秋の風物詩の一つである紅葉。

まるで別世界かのように山肌一面を赤や黄色に染め、その姿を一目見ようと各地の紅葉スポットには多くの見物人が足を運びます。

今回は美しい高山植物と紅葉狩りを楽しむことができる長野県山ノ内町の志賀高原の紅葉の見ごろなどの情報をご案内します。

 

志賀高原は標高1500mから2300mの場所にある多くの山々に囲まれた高原で、湿原や沼などがあることから針葉樹も多く自生しているので、針葉樹・広葉樹が美しく色を変える紅葉のコントラストで訪れた見物人を楽しませ、心を奪います。

志賀高原は夏でも気温が30度を超えることはほとんどなく、9月の朝晩は気温10度を切ることも少なくない非常に涼しい場所です。

そのため他の地域と比べると比較的早く、9月中旬頃から紅葉が始まり、例年10月上旬から中旬にかけて全盛期を迎えます。

 

志賀高原と一言で言ってもとても広く、高低差もあるので場所によって紅葉が始まる時期が若干変わってきます。

白根山・横手山・渋峠付近では9月中旬から紅葉が始まり、9月下旬頃になると山肌全体が色づいてきます。

見ごろを迎える10月上旬には木戸池、長池、琵琶池と紅葉する標高が下がり始め、10月中旬に入ると山頂付近から紅葉が終わりの気配を見せ始めます。

 

山頂の紅葉が終わり始めたら紅葉狩りシーズンが終わりかと言えばそうではありません。

志賀高原では早い年では10月中旬頃に初雪が観測されるので、運がいい時には紅葉と雪のコラボレーションを楽しむことができるというのも志賀高原の魅力の一つです。

10月に入ると紅葉が見ごろを迎える全盛期ですが、標高や日当たり具合によって葉の色づき方に違いも出できますので、いくつかのオススメスポット・散策コースをご紹介します。

 

①一沼

志賀高原の入り口になる標高が低い位置にあり、ウルシやナナカマドがたくさんあって早い時期から色づくスポットして知られています。

特に水面に映る紅葉はより一層紅葉の美しさを演出し、撮影スポットしても有名です。

一沼周辺の紅葉の見ごろは10月上旬から下旬にかけてと比較的長く楽しめるスポットです。

 

②蓮池

志賀高原の中央部に位置する蓮池は名前の通り周辺には蓮が自生していますが、秋になると葉が見えなくなり周辺の木々の紅葉と水面の美しいコントラストが融合した色鮮やかな景色を堪能することができます。

10月上旬から中旬かけて見ごろを迎える蓮池の湖畔にはバスターミナルやロープウェイの駅などもあり、湖畔をゆっくりと散策しながら紅葉を楽しめる絶好のスポットです。

 

③琵琶池

志賀高原で2番目に大きな湖で湖沿いに整備された遊歩道があり、遠くから眺めるのではなく間近で紅葉を楽しめます。

こちらの遊歩道はアスファルトで舗装されているのでバッチリの山登りスタイルでなくても気軽に散歩ができるので、小さなお子さん連れの家族でも紅葉狩りを堪能できるスポットです。

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④大沼池

エメラルドグリーンに輝く神秘的な湖水の大沼池は標高1730m、周囲5.5キロと志賀高原で最も大きな湖で、10月上旬から中旬にかけて見ごろを迎えます。

入り口から徒歩1時間と少々歩きますがハイキングをしながら紅葉を楽しめ、歩き疲れたころに目の前に広がる神秘的な湖面と紅葉の美しさに心を奪われることでしょう。

湖畔には「大沼レストハウス」という無料休憩所もあるので、心地よい大自然に囲まれ、歩き疲れた体を癒してから帰りましょう。

 

 

いくつか見どころを紹介しましたが、志賀高原は多くの池や湖が多く、水面に映る紅葉や色の融合など、その周りの景色は素晴らしいものです。

遊歩道やハイキングコースがあるところも多いので、自分の体力と時間と相談しながら一番楽しめるコースを考えるのも楽しみ方の一つではないでしょうか。

 

 

 

 

おすすめの駐車場

自然あふれるコースを自分の足で巡り、自然を肌で感じることも楽しみ方の一つではありますが、車でドライブに来てもとても気持ちがいいものです。

志賀高原は標高2000mくらいまで車で行くことができるので、手軽に高山地帯を散策できることで親しまれています。

途中までドライブを楽しみ、少しハイキングというのもいいかもしれませんね。

 

しかし、そんなときに困ってしまうのが駐車場ではないでしょうか?

同じことを考える人も多く、紅葉がピークを迎える時期は周辺の道路が大渋滞してしまうことも少なくありません。

目的地周辺で駐車場を探してあたふたすることがないよう、ここでいくつかの駐車場をご紹介します。

①一沼付近(サンバレースキー場駐車場)

信州中野IC方面から志賀高原へ国道292号線を使って志賀高原へ向かうと、一番初めの池「一沼」があります。

そのまま一沼を超えると「サンバレースキー場」という施設の大型駐車場がありますのでそこに停めて歩く方が多く、紅葉ピーク時には混雑する場所でもあります。

 

混雑していると言っても入る車もいれば出る車もいます。

渾身の一枚を取りに来たカメラマンは長居するかもしれませんが、「少し散策したら次の地点へ」という方もいるため、せかさず待っていれば空くことが多いので休憩がてら待つのも良いでしょう。

 

住所: 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏7148

駐車場:約120台

料金:無料

問合せ:志賀高原観光協会(0269-34-2404)

 

②蓮池付近

志賀高原の紅葉名所の中でも名高い蓮池には大型駐車場が隣接しています。

さらに旧蓮池ロープウェイの駅舎が現在は山の駅として営業しているためトイレに困る心配もありません。

駐車場に車を停めた状態でも素晴らしい紅葉が楽しめるほどすぐ隣に駐車場があるので、旅行の際にちょっと寄り道という方にも向いているスポットです。

 

住所: 長野県下高井郡山ノ内町 平穏 7148

駐車場:約250台

料金:無料

問合せ:志賀高原観光協会(0269-34-2404)

 

 

志賀高原の紅葉スポット周辺にはいくつかの駐車場がありますが混雑しているケースが多いので、駐車場を利用する方はできる限り混雑する時間帯を避けて早朝に到着することをオススメします。

 

 

③中野駅前パーキング

信州中野駅前にある自走式立体型駐車場で、駅周辺でのショッピングや観光、電車利用の方によく利用されている駐車場です。

志賀高原からは少々離れますが、ここから電車を利用して長野電鉄湯田中駅まで行けば志賀高原行の路線バスを利用することができます。

湯田中駅からの路線バスの運行本数は一時間に一本ほどと少なめなので、長電バスホームページ(http://www.nagadenbus.co.jp/local/diagram_test/diagram.php?route=YDS01)で運行時間を確認してから向かいましょう。

 

住所:長野県中野市西1丁目6

料金:60分100円(入庫後20分まで無料)

8時間まで最大500円

24時間最大1000円

問合せ:長野電鉄株式会社 管財部(026-232-8129)

 

 

シーズンになるとどこも観光客・見物人で大変混雑します。

少し遠くに車を停めて街中を散策しながら目的地に行くと思い出がまた一つふえるのではないでしょうか?

せっかくの旅行ですから渋滞で無駄な時間を使わないよう、事前リサーチをしっかりしましょう!

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