どうも、ダイスケです。
今回は、現状維持と先読みについてまとめておきます。突然ですが、あなたには、こんな経験がありませんか?
どうも身体の調子が悪い。お腹のあたりにこれまでにない違和感がある。もしかしたら深刻な病気なのではないか…。
何か、体に不調が起きると、人は病気を疑うのですが、なかなか病院に行くという行動に移せないのです。これは、現状を知りたくない、知るのが怖いという心理と早く現状を把握しておいたほうがよいではという気持ちが葛藤するからです。
つまり、現状を把握するというのは簡単なようで難しく、なかなか行動に移せないものなのです。先の体の不調の例でいくと、深刻な病気を心配しながらも現状把握するのが怖いので、病院に行けない状態が続くのですが、新たに呼吸が苦しくなったなど、さらに危険を知らせるシグナルが出ると、さすがにヤバイと感じて病院へ行くのでしょうが、「体に不調を感じる」だけであれば、おそらく病院へ行かずに様子を見る人がほとんどだと考えられます。
では、現状把握の葛藤に打ち勝って、実際に行動に移すにはどうすればよいのでしょうか?
それは、何もしない場合にどんな未来が訪れる可能性があるのか、先読みすることです。
例えば、体の不調に関しては、病院に行く前に自分と同じ症状を経験したことがある人がいないかネットで調べればよいのです。そうすれば、自分の不調に合致しそうな病気の候補がわかるので、自分がこのまま病院へ行かずに放置していた場合、どんな未来が訪れる可能性があるのか簡単に予想できるはずです。
そうすれば、現状把握を拒否する心理が働いても、危機感による行動欲求がそれを上回るはずです。