2017年の天皇誕生日に、一般参賀する場合の服装や混雑を避ける方法についてまとめておきます。
天皇誕生日の服装やマナー
まず、天皇誕生日の一般参賀に関して、宮内庁の公式ホームページに服装の制限事項などは書かれていないので、一般的な私服で参内できます。
ただし、履物や携帯品については以下のような注意書きがあるので気をつけましょう。
混雑や危険を防止するため,参入門の外で携帯品をお預かりすることがありますので,参賀に不必要なキャリーバッグ,大きな荷物などの携帯はお控えください。
皇居内には坂道などがあり,雑踏による転倒事故も考えられますので,履物には十分ご注意ください。特に,ハイヒール,下駄ばきなどの方はご注意ください。
http://www.kunaicho.go.jp/event/sanga/sanga02.html
というわけで、手荷物は最小限にとどめておき、歩きやすい靴で参賀するようにします。
さらに、皇居内においては、以下に挙げる基本的なマナーを守らなかった場合、退去を命じられることがあるので、参内する前にチェックしておきましょう。
- 立入りを禁じた場所に入ること。
- 喫煙等火災の危険がある行為をすること。
- 施設その他の物を破損し,又は移動すること。
- 業として写真又は映画を撮影すること。
- 機材にカメラなどを取り付けて高く掲げる行為をすること。
- 集会又は示威行為をすること。
- 貼紙をし,又はビラ類を配布し若しくは散布すること。
- その他皇居内の秩序又は風紀を乱す行為等参賀行事運営上支障があると認められる行為をすること。
http://www.kunaicho.go.jp/event/sanga/sanga02.html
特に注意が必要なのは、5つ目のチェック項目であり、この記述からは自撮り棒が禁止されていることがわかります。
基本的には、他の参賀者に迷惑をかけるような行為をしなければ問題ありません。
では、混雑を避けて参内するには、どうすればよいのでしょうか?
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混雑を避けて参賀する方法
まず、一般参賀では、天皇皇后両陛下は以下のように3回長和殿ベランダにお出ましになります。
毎年、1回目の両陛下のお出ましの際には、7000人以上もの参賀者が集まり、大変混雑します。
- 第1回 午前10時20分頃
- 第2回 午前11時頃
- 第3回 午前11時40分頃
http://www.kunaicho.go.jp/event/sanga/sanga02.html
皇居への参入は、皇居正門(二重橋)から行い、正門は午前9時30分から午前11時20分まで開いています。
ただし、皇居正門では最初に、荷物検査、金属探知機によるボディチェックがあるので、9:30の入門の混雑に巻き込まれないためには、9:15には二重橋に到着しておきましょう。
荷物検査とボディチェックを終えて入門する際には、係員の指示に従い、予め列を作って進むことになります。
このとき、いったん列に入り、集団が皇居内に向けて進み始めると、途中で引き返したり、立ち止まることはできないので、入門前にトイレは済ませておきましょう。
正門から皇居内に進むに連れて徐々に道幅が狭くなり、人口密度が高くなるのですが、私が去年参賀した際には、若者や外国人などが多かったのですが、押し合いなどのトラブルは特にありませんでした。
そして、参賀を終えた後、皇居からの退出は、以下の4つの門からとなります。
- 桔梗門(ききょうもん)
- 大手門
- 平川門
- 北桔橋門(きたはねばしもん)
一般参賀で最も混雑するのは皇居への入門時であり、混雑を避けてスムーズに入門するためには、正門が開く15分前には二重橋に到着しておき、荷物検査や金属探知機によるボディチェックで引っかかりそうなアイテムを持参しないようにしましょう。
特に、ペットボトルの持ち込みは禁止なのでご注意ください。
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