2015年に作成した年賀状はいつまでに出すのかご存知ですか?

2016年元旦に届くためには、いつまでに郵便局へ持って行けばよいのか説明します。

目次

年賀状はいつまでに出せば元日に届くのか?

まず、結論から言うと、12月25日までに郵便ポストに投函するか、郵便局の窓口に持って行けば、確実に元旦に届くと考えられます。これは、日本郵便のホームページに、年賀状の配達に関して以下のように記述されているからです。

12月25日までの差出しにご協力をお願いします。

一通でも多くの年賀状を元日にお届けするためには、できるだけ12月25日までに差し出していただきますようお願いします。
12月26日以降28日までに差し出していただいた年賀状も、できる限り元旦にお届けできるよう取り組んでまいります。
なお、年末押し迫っての差出しが集中した場合、地域によっては元旦にお届けできない場合がありますので、ご了承ください。

出典:http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2007/0831_02.html

つまり、年賀状を配達する会社が、25日までに出すよう促しているわけですから、確実に元旦に届けるための期限は、12月25日と考えておくべきです。仮に、12月25日までに年賀状を投函できなかった場合は、時間との勝負になるので、近くの郵便局の窓口にすぐに持っていくか、回収前の郵便ポストに投函するしかありません。

ちなみに、私は、小学生の頃、12月27日に年賀状を郵便ポストに投函したことがありましたが、宛先の友人に確認すると、きちんと元旦に届いていたことがあります。ただし、これは宛先が隣の県であったため、すぐに配達できたものと考えられます。

そのため、離れた地域、特に離島など配達に比較的時間がかかる地域に向けて年賀状を出す場合は、12月25日までと言わず、年賀状の受付が開始されたら、できる限り早く出しておいた方が無難でしょう。

では、12月28日を過ぎてしまった場合で、どうしても元旦に届けたい場合は、どうすれば良いのでしょうか?

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速達で出す

先に説明したように、日本郵便の努力限界である28日を過ぎてしまうと、元旦に届けてもらうのは非常に困難だと考えられます。このような場合で、どうしても元旦に届けたい場合は、最終手段として速達で出すという方法があります。

郵便局の窓口で、事情を説明し、特殊取扱郵便として年賀状を出せば、28日を過ぎても元旦に届けてもらうことはできます。ただし、速達にしたことは、受取人にもわかるので、年賀状を出すのが遅れたことが相手に伝わってしまうという欠点はあります。

では、そもそも年賀状はいつまでに相手に届けば、失礼にあたらないのでしょうか?

年賀状はいつまでに届くのがマナーなのか?

まず、年賀状は「松の内」にあたる1月7日までに相手に届けば、失礼にはあたらないとされています。「松の内」は、お正月の松飾りを立てておく期間であり、地域によっては1月15日が松の内とされているところもあります。

つまり、自分が年賀状を出していない人から元旦にハガキが届いた場合、すぐに年賀状を作成し、1月7日までに間に合うように出せば問題ありません。ただし、サラリーマンの方は注意が必要であり、仕事でお世話になっている人に年賀状を出す場合、仕事始めとなる1月4日や1月5日に相手に年賀状が届いていなければ、明らかに失礼にあたります。

仕事が始まり、正月気分も徐々に抜け始めた1月6日や1月7日頃に、仕事関係の人から年賀状が届いて、嬉しい人などいないでしょう。そのため、サラリーマンが仕事関係者に年賀状出す場合は、あらかじめ年賀状リストなどを作成し、できる限り出し忘れがないように注意が必要です。

では、松の内にも間に合わなかった場合、年賀状は出すべきなのでしょうか?

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松の内を過ぎたら寒中見舞い

松の内を過ぎた1月8日以降に年賀状が届くのは、マナー違反であり、ハガキを余らせないために、年賀状を送っていると捉える人もいるので、絶対に避けるべきです。

これは、あなたのお住まいの地域において、松の内が1月15日だったとしても、1月8日以降に年賀状で新年の挨拶をするのはオススメできません。

松の内を過ぎた場合は、「寒中見舞い」として、通常のはがきで相手の健康や体調を気遣うお便りを出します。

 

「寒中見舞い」を出す場合は、新年のあいさつが遅れてしまったことをお詫びする言葉を添えるとともに、寒い時期なので相手をいたわるような文章にします。

寒中見舞いは、遅くとも節分までには相手に届くようにし、できる限り早く出しましょう。

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